新コロナによる相場下落と購入のタイミングについて

お疲れ様です。

新コロナウィルスで相場が大分傷んできてますね。

この下落に巻き込まれて損失が増え、辛い思いをされている方もいるかもしれません。

ただ、長期投資をすると決めているなら、損切せず耐えるというのも戦略の一つだと思います。一方、私はそこまでの覚悟がないので、早々に撤退しTwitterに記載の通り、ベアETFや個別株のショートを入れて嵐が去るのを待ってます。

一番良くないのはムキになって損失を取り返そうと無理な取引をしたり、損失により冷静さを欠いた戦略のない取引をして相場に振り回されることです。

また、経験上やみくもに挑むなら一旦相場から離れて頭を冷やす方が良いと思います。

ある程度下落相場に慣れている方は、” ハイハイ~またでかい下落きそうだね~、さてどんな戦略でいくか… ” と考えます。麻雀で局面ごとに手配を育てていくように。

例えば…

・ボラを利用してデイトレを行い、夜間のリスクを取らず日中のみ利益を拾う。

・ベアでヘッジしながら割安株を集めていく。

・長期と決めているので、下落は気にせず、いつも通り積み立てをしてじっくり待つ。

・先が見えないので新コロナが終息するまで待ち、相場が戻り始めるまでポジを取らない。

等々やり方はたくさんあります。人それぞれ性格やライフスタイルに合った方法でこの下落を乗り切るのが一番だと思います。

はい、前置きの話が長くなりました。

では、今現在の新コロナの状況や日経平均の下落を踏まえ、株を買うならいつなのか?について私の考えを記載します。

結論から書くと、リーマンショックと比較して、今回の経済的なダメージが小さいのであれば、リーマンショック当時のPBRを下限として利用し、その水準を見ながら買うことができるのかなと考えている。詳しくは注意点等含め以下に記載していく。

ちなみになぜPERを使わないのかというと、以前の記事でも記載したが、2009年の4月~5月の一部の期間でPERのデータが欠損しているからです。理由はおそらくですが、リーマンショックで企業業績が傷み、一時EPSがマイナスに行き、集計できなくなったからだと思われます。

2点目の理由は、EPSを分母に含むPERは年度毎にブレが大きいからです。EPSはBPSと比較して、年度毎で大きく変わります。今まで黒字でも景気悪化で来期からは赤字予想!となったらEPSは一気にマイナスです。その点、BPSは蓄積なので大きく変わることはなく、基本的にプラスです。

以上が、PBRで見ていくという根拠です。

では、見ていきましょう。リーマンショックの時期を含む過去15年程度で見ていきます。

上記グラフは2004年10月1日~2020年3月6日(3,778営業日)のPBRの推移です。

日経平均PBRの直近(2020年3月6日)の値が0.99倍です。

2009年3月にPBR0.81倍をつけており、それが上記時系列における最低値です。

その他に、2011年~2012年においてもPBRが今現在よりも低い0.8~0.9倍台を推移する場面があるが、この期間は東日本大震災、欧州危機長期化(イタリア)、そして円高(ドル円70~80円台)等があり、投資家が企業業績に対して将来の期待を抱けない異常な期間であったと思われる。

現在のPBR0.99倍という水準は、3,778営業日中344番目に低い値となっており、昇順では上位9%程度に位置しております。

よって今回の新コロナによる経済損失がリーマンショックの経済損失を上回るのであればPBR0.81を下回る懸念が出てくるが、恐らくそこまでの事態に発展することは考えづらい。

ちなみに、PBR0.81を今の日経平均株価で表すと大体17,000円程度である。リーマンショック後10年以上かけて内部留保が豊かになり、BPSが大きくなったおかげでおかげでPBRが1倍割れも日経平均が20,000円割らなくなったわけですね。

よって状況によるが、個人的にはできれば2万円割れ当たりからコツコツ買うことができれば嬉しい。

気になっている銘柄は新コロナでマーケットリスクにより値下がりしたものの、実は業績にそんなにダメージないのでは?という銘柄である。

近くのスーパー、ドラッグストアに行ってみるとお客さん沢山います。新コロナによる自粛ムードで消費が減ってはいるが、普段とお金の流れが変わり、逆にコロナ特需で潤っている会社はあるはずです。そのような会社が百貨店やカラオケ、フィットネス、観光など新コロナによる自粛で大ダメージを受ける業種と一緒に売られているのは疑問に思ってます。

注意点としては、暴落時には往々にしてオーバーシュートする傾向にあることです。今回の新コロナから出てくる下落材料は今までの貿易戦争などとは異なり、人間の心理や都合に関係なく、下げ材料の出方が神出鬼没である。また、日本はオリンピックの延期・中止という燃料が投下される懸念がある。よって日銀のETF購入があるとはいえ、状況によってはここまで下げるの?という場面も覚悟しておく必要がある。これはTwitterにも投稿したが、PBRやチャートなど過去の相場傾向をみて安易に相場を法則化するのは危険という点とつながっている。

2点目の注意点として、PBRは分母のBPSが大きく減らないことが前提となっている。BPSが大きく目減りするのであれば、PBRは割高になり、その分株価の下落余地を残してしまうことになる。

ちなみに以下の図の通り、BPSはリーマンショック時にある程度下がっている場面はあるが、基本的には安定した推移をしている。

安易な相場の法則化は良くないと言いつつも、傾向としては青線の下にオレンジ線がくるタイミング(PBR1倍割れ)はそう長く続かない傾向がありますね。

水準的にはいいところに来ているので、あとはどのようにコロナが終息していき、相場が戻っていくのか、見極めつつポジションを作っていければと思います。

怖い方は終息の目途が立つまで買わない方がいいかもしれませんね。底で買う必要はないですし…。

(※私見になります。数値については気になる方はご自身でもご確認ください)

以上。

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