お疲れ様です。
なかなか安い銘柄を見つけたので簡単に記載しておきます。
今回買い注目しているのは大末建設(1814)です。
注目理由はPL、BSの実績から比較して時価総額が安いからです。
大末建設(1814)は大阪市中央区に本社を置く建設会社で地方ゼネコン。
事業内容はマンション等民間建築主体でマンションが得意。関西主力だが首都圏の比重高まる。2018年5月にミサワホームと資本業務提携。
右記リンクはこの会社の施工実績の一部です。
現在の時価は約102億円。(株価970円)
今期予想利益は23億円程度。
PER4.4倍、PBR0.59倍、ROE13.4%、配当利回り4.1%となっており、割安水準と思料。
売上推移
営業利益推移
当期利益推移
各PL項目が右肩上がりというわけではないが、最低値を見ても、時価と比較すると安いと思われる。
以前と比較して有利子負債額は減少し、自己資本比率も年々上昇傾向にあり、財務面で強化されてきた。詳しくは上記リンクと以下の短信にてご確認ください。
ネガティブにみれば今後オリンピックをさかいに仕事が減り、減収減益になる懸念がある。一方、PBR0.6倍程度ですので、減益になったとしても黒字で積み上げていけばいずれ見直される場面がくるのではと思っている。価格が横ばいでも配当が今の水準で継続されるなら4%程度を貰って待つことができる。また、2025年には万博があり、それに関連した受注や思惑買いも期待してます。
他の方も減収減益懸念は感じているようです。私が楽観的過ぎるかもしれないので、大末建設が割安でも注意すべしという記事を書いている方のリンクもつけておきます。
上記のリンクにあるように、なぜイチケンではなく大末建設なのか?については、どちらも同じレベルで安いが、大末建設の方が有利子負債はより小さく財務的に強いと感じたからです。(DCF法でみるとそれなりに違ってくる)
今年の5月初旬に出る会社予想にもよるだろうが、目標は今年中に1,200円程度(現在970円)は超えて欲しいと思っている。
以上。