田淵電機(6624)について

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お仕事お疲れ様です。

田淵電機(6624)事業再生ADRを申請と、大きなニュースが出ていたのでその後を少し考察したいと思います。

まず、ご存知の方も多いかもしれませんが、先日6月19日にこのサイトにて、田淵電機の空売りについて注目した記事を出しておりました。 →  【空売り注目銘柄】 田淵電機(6624)

今日6月26日から田淵電機についても新規売り建て禁止になりましたので、上記の記事を参考に、自身で考えを咀嚼し、リスクをとって空売りした方はおめでとうございます。

もちろん私も売り玉を持っております。

さて、この売り玉、いつ買い戻すかですが、そもそも事業再生ADRのニュースでなぜ下がったのかそして今後どうなるのか…を考えると色々な目途が立つかもしれません。

まず、なぜ下がったか…ですが、恐らくニュースが出た後の投資家の反応としては以下の内容でしょう。

1 そんなにヤバい会社だったの? なんか怖い! 売らなきゃ! 

2 ADR不成立だったら、自主再生?いや無理でしょ! 売らなきゃ!

3 ADR成立後でも清算になったとこある! 売らなきゃ! 

といった感じでしょうね。特に個人投資家は1が多い気がしますね。(そもそも利潤目的の機関投資家はこんな会社の株をロングしないでしょうし、彼らは社内ルールでヤバい会社への投資はできないような気がします…。)

やや話が横に反れます。

先日6月15日にソフトバンクグループ(9984)がインドで太陽光発電事業に巨額投資するニュースや、同日に日経新聞がEV向けの無線給電コイル量産のニュースで飛びついて、田淵電機にはイナゴタワーができてました…。(おかげで高いところでショートできましたが)

そのそもソフバンの件は田淵直接関係ないですし、田淵はインドでタタの子会社?!(Tata Power Delhi Distribution Limited)と太陽光発電蓄電システムの実証試験やっているだけです。(すぐにはお金にならない)

で、EV向けのアルミ製無線給電コイルの量産はよく記事を見ると2019年度に始めるって書いてあります。今年じゃないんかい!という突込みとともに、今年の決算に関係なさそうなのにイナゴタワーができてて、”絶対決算見ないで金いれてるな”と思いました笑

田淵電機もあの財務内容でアルミのコイル作ってて大丈夫? 資金繰りいいの?って思いました。

話を戻すと、財務内容を詳しく見てない投資家は1に陥り、売ってくるんだと思います。

ただ、田淵の財務を知ったうえで、業績改善を期待してリバウンドを狙う投資家もいたと思います。この方達はさっきの2~3に当てはまり、不確実性が高まったことから売ってきたんでしょうね。

2についてですが、今回は事業再生ADRを申請しただけであって、ADRが成立したわけではありません。7月4日以降、対象となる金融機関12行と債権者会議にて協議し、ADRの成立を目指します。

※ちなみにADR(Alternative Dispute Resolution)とは、「 裁判外紛争解決手続 」 の略称で、訴訟手続によらずに民事上の紛争の解決をしようとする当事者のため、公正な第三者が関与して、その解決を図る手続のことです。メリットとしてはうまく再生すれば、法的整理のように”倒産”というレッテルを張られずに済みます。その他にも多くのメリットがありますので、下の方にリンクを載せておきます。

事業再生ADRでは田淵電機が債権者(銀行)に…

・債務免除してくれない?

・債務返済をもう少し待ってよ!あとつなぎ融資も頼む!

・債権をうちの株と交換しない?将来上がるよう努力するからお願い!

みたいなことを生き残るためにお願いするわけです。

ここで、銀行と折り合いがつかない場合はADRが不成立

ADRが成立しなかった場合かなり厳しいです。成立しなかった例として、ワールド・ロジ(9378)があります。2013年6月に不成立になり、第三者割当増資もできず、2カ月後に破産手続きしてます。日本航空(9205)も最初私的整理のADRを申請したものの、結局法的整理となり、既存株主は痛い目を見たかと思われます。

3についてですがADRが成立しても、再建しない会社はあります。ラディアホールディングス(4723)は成立後、違法な法令遵守の不備から清算に追い込まれております。

事業再生ADRのメリットや過去の案件に興味がある方は以下のサイトにまとまってます。

http://www.jigyosaisei.com/adr.html

 

値下がりした理由はここら辺にして、今後についてです。

田淵電機のADRが成立するのか、成立しても本当に再生するのか…いばらの道だと思います。もう国内ではパワコンを売り込んでくのは難しいでしょう。また、海外に出ていくのも難しいという話がネット上で書かれてました。私の私見ですが、このような状況を踏まえると、今の株価は割高だと思います。理論株価の記事は今後書こうかと思っておりますが、利益やCFをベースにした理論株価の算出なら一桁でもいいくらいです。ですので理論通りなら二桁前半くらいになるまでショートを放置する戦略かと思います。

ただ現実的に考えると私はここ1~2週間で二桁前半まで値下がりしない気がします。田淵のADRが成立し、再建する可能性を期待して、リバウンドを狙ってくる投資家がいるからです。あの財務がボロボロの状態でもイナゴタワーができちゃうくらい、おめでたい投資家がわんさかいますから。やはり落ち着いたら買いが入ってくると思いますね。ですので現実的には買戻しは120円~80円位がいいかな…なんて私は考えてます。あくまでも私見です。粘る人は粘ってよいと思います。

ショートを継続する方は逆日歩が気になるかと思います

日証金で出している最高料率早見表(株式)を見ていただくとわかるかと思いますが、

逆日歩のヤバいパターンは1000株単位の低位株などです。

今回は100株単位で、投資単位は一番上の5万円以下

ですので、最悪のシナリオを想定し最高料率かつ、倍率が10倍が適用されても、

一日に5%以上下がるならそれを取った方が良いかと思われます。

倍率は以下の日証金のサイトに載ってます。

日証金 品貸料について

一応詳しいことは下記↓にも書いてあります。(逆日歩が高額になった例など)

日本海洋掘削(1606)について

日本海洋掘削(1606)に引き続き、ロンガーの方は大変ですね。ゴーイングコンサーン注記の会社は気を付けてください。ショーターの方はEXITまで気を抜かず頑張りましょう。

以上

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