株価チャートの形の抽出 逆張り用

先日の2回に分けた投稿で傾き決定係数を使った右肩上がり・下がりのチャート抽出を行いました。

今日は、逆張り用の株価チャート抽出について簡単に書いていきます。

どんなチャートかというと、直近で株価が急落・急騰した銘柄のチャートです。

ちなみに、急落 Or 急騰した銘柄の逆張り投資の有効性については、今回の話題ではないので各々で考察お願いします。

では抽出についてです。前回と比較して、より簡単だと思います。直近から、指定する期間の累積リターンを出すだけでも、目的のチャートが得られるかもしれません。別にそれでもいいと思います。ただ、最近まで株価の推移が落ち着いていたのに、最近になり急激に上昇、下落したというイメージのチャートを抽出する場合は移動平均からの乖離率を使った抽出の方が一番しっくりくると思います。よって今回はそれで説明していこうかなと思います。

移動平均の乖離率は色々なWebサイトにありますので、別に乖離率を自分で出さずとも、Web上に転がってるスクリーナーで良いのではと思ったり…。正直この記事作るか迷いましたが、私は自分で出して管理しているので、とりあえず書きます。

まず、移動平均線についてです。移動平均線が何か分からない方は、リンクを見てください。移動平均線を見れば株価推移の方向性を見ることができます。そして移動平均線は長い期間をとればとるほど、直近の株価との感応度が悪くなります。

例えば、5日移動平均と25日移動平均では、25日移動平均の方がより前の期間の価格の影響を受け、最近の価格の動きを反映しずらいです。

よって、相場の方向性を見るのに、短い期間の移動平均線の方が実際の株価に対する反応が早いので、投資家としては方向性における判断が早くできる一方、騙しが多くなる傾向がある。また、長い期間の移動平均線で判断していると相場の方向性はよりはっきりしてくるが、ロスカットが遅れるなど、それぞれメリットデメリットあります。

次に、移動平均線と直近株価との乖離率について。

移動平均線と直近の株価の乖離率を各銘柄で算出し、乖離率をソートすれば、暴落暴騰の激しい銘柄を抽出することができます。そのような銘柄は、最近の強力な要因(決算や事件、TOB等)により価値の修正が激しく行われている銘柄だと私は思ってます。その修正が正しいのか否かは収益機会にもつながる部分があり、私は興味深く見てます。株価が大きく動いている理由を調べるのも面白いです。

移動平均の細かい計算については、セルに式が入ってる簡単なサンプルシートを置いておきますので、カチカチしてみてください。(サンプル企業はネオスにしました)

乖離率計算 サンプル

また、自分で集計してる結果を公開しようと思ったのですが、自分で計算した内容が、対数で計算していたのと、最近の株式分割した分が反映されてなかったんですよね。

なので今回はYahooさんの集計したもので勘弁してください。すみません。

Yahooファイナンス 高乖離率

ちなみに、株式分割は私の中では少々厄介な問題です。2分割にされたら、株価は半分になるわけですが、それは分割日に株価が半分に値下がりしたものとして集計してしまい、高乖離率(マイナス)にも載ってきてしまうのです。分割については月初に施行されることが多いので、月一でメンテナンスが必要になり、面倒なんですよね。

結局最後はWebサイトに頼ってしまいましたが、自分でやるメリットは好きな期間の移動平均を作れることですかね。

また、今回は単純移動平均のみの話でしたが、修正移動平均を作る時は好みの比重を設定できたりします。自分で作ると、理解も深まるので時間のある方はどうぞ。

以上




ツイッターでも色々つぶやいてます
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする