【空売り注目銘柄】 田淵電機(6624)

2018年6月19日現在、ショートサイドにて注目しているのが…

田淵電機(コード6624)

事業内容は電子機器トランス、電源、パワーコンディショナーを製造。パワーコンディショナーとは太陽光発電システムで発電された電気を家庭などの環境で使用できるように変換する機器です。生産は中国、タイ、ベトナムなど海外のようです。

こちらの銘柄は直近の決算短信にて2018年3月期末時点で単体ベースでは債務超過となっている旨を発表。連結ベースでも純資産は残すところ約13億となり、自己資本比率は5.6%。短信の内容に継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在するとの記載があり、いよいよ逼迫した状況となってきました。

要因としては国内のパワーコンディショナーの販売低迷が挙げられます。再生可能エネルギーの普及政策である固定買取制度の買取価格の低下により、国内市場の大幅な縮小の影響を受け、収益減少につながったようです。確かに安い値段でしか電気を買い取ってくれないなら発電する気なくなりますからね…。

ですが田淵電機は決算不良の理由を買取価格の低下のせいにしてますが、田淵製のパワーコンディショナーは過積載率や対応内容、故障のしやすさが問題となり、ここ1~2年で設置される台数が減ったという噂も聞きます。パワーコンディショナーは10年など長期間使うものであるため、数年で壊れてしまったのでは太陽光発電投資家の利回り計画も狂ってしまいますね。

そして田淵製のパワーコンディショナーは騒音が大きいとの内容もよく聞きます。

売れないのを環境のせいにしてますが、そもそも田淵製の製品にある程度問題があるのかもしれません。

また、転職サイトなどで田淵電機の社員や元社員の口コミなんかも見ると正直海外の売り上げも厳しいようですし、結構内部は色々と傷んでいるようです。

では、肝心の株価はどうかというと…

厳しい状況の中、結構割高な水準を保っています。

理論株価にすると2桁にもかかわらず…。

直近で株価が大きく上昇しているのは、6月15日にEV向け無線給電コイルを2019年に量産するとのニュースや、ソフトバンクグループがインドでの太陽光発電事業に巨額の投資(6~10兆)をするとのニュースからイナゴが飛びついたものとみられる。

いずれにせよ今期の決算に響く内容ではないと思料。

主な借入先やメインバンク、株主について。(2018年3月末現在)

ショートするにあたり、気を付けたいのが筆頭株主のTDKである。2017年に車載用電源事業分野においては田淵電気に開発業務を一部委託するなどの動きが見られた。第三者割当増資などの引受先としてTDKを利用するなど資金調達には注意したいところ。(株価が上がるため)

見通しと結論(私見)

田淵電機の厳しい状況に変わりはなく、割高な株価で放置されている。今期通期の予想はまだ出しておらず、今期上期の予想については、6億円の赤字予想をしている。この点については前通期に88.3億円の赤字を出しているが、どのようにして6億円でとどめるのか違和感がある。恐らく守るのは厳しいと思料。仮に6億円の赤字でも連結ベースでの純資産は残り約6億円だけとなる。過去10年の営業利益、当期利益共に過去最低水準となっており、稼ぐ力は落ちている。

よって今のフェアバリューからすると株価の修正が進むものと予想する。というわけで、私もショートしていこうかなと考えております。

※あくまで私自身の考えです。投資は自己責任でお願いいたします。




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