【買い注目銘柄 】SEMITEC(6626)(VOL2)

お疲れ様です。

本日は以前掲載したセンサー関連銘柄であるSEMITEC(6626)についてです。

最近決算(11月9日)が出て、ファンダメンタルが確認できたことや、株価水準が大きく変わっており、タイミング的には収益チャンスではないかと考え、私は買い注目としましたので少し記載していきたいと思います。

最初にSEMITECという会社の事業内容を簡単に紹介します。

事業内容はセンサー専業。温度センサを筆頭に、エアコン・冷蔵庫などの家電製品、プリンタ・複写機などのOA機器、自動車、医療機器など幅広い用途に使用可能なセンサを開発。カスタム品に強みのある会社です。

以前、SEMITEC(6626)買い注目 を掲載した時期は10月10日の市場が開く前でしたので、記事掲載後の株価は10月10日の始値6,180円になります。その後の高値は10月17日の6,800円

当時注目した理由は9月21日の株価が8,600円台だったが、その後25%以上下落し、10営業日連続で陰線を出して転げ落ちたタイミングだったからです。考えられる下落の主な理由はSEMITECの会長が保有株の売却を三菱UFJモルガンスタンレー証券を通して行っていることから、それによる需給による下落だと考えておりました。私はSMITECの業績に特段懸念がないと判断し、いずれ売却も終わるであろうことから、先んじて買い注目しておりました。

買い注目後の株価は、6,180円(10月10日) → 6,800円(10月17日)と高値を付けたものの、右肩上がりだったというわけではなく、その後下値は5,010円(10月29日、11月12日)を付けております。下落理由ですが、10月29日においては、最近のマーケットについて(10月30日)という記事を出した通り、マーケット全体が弱い時期でしたので、それによる下落が考えられます。

その後、11月9日には2Qの決算がありました。また、同じく直近に今期の半期と通期の業績予想の上方修正もありました。少し見ていきましょう。

11月7日発表の半期上方修正の一部抜粋

11月9日発表の通期上方修正の一部抜粋

以下は今期業績予想の上方修正前と上方修正後の比較になります。

これだけ見ると、ネガティブに見るのであれば、売上は通期において上方修正されてないとみることもできます。これは米中貿易摩擦を一部織り込んだことや、OA機器関連メーカーの在庫調整を鑑み、据え置きとしたようです。

一方、利益面については、上方修正の理由にもある通り、生産性改善により大幅に修正しているように思います。通期で利益が前年同期比80%近く増えるって結構すごいと思うんですよね。上方修正出る前は18.7%だったわけですし。(※修正前でも2桁増益であり、また過去から継続しているため、私は注目してました。 2018年3月期は前期比+47.3%、2017年3月期は前期比20.1% )

そして2019年3月期の2Q決算が11月9日に出ました。ちなみに半期(2Q)の上方修正が出たのは2Q決算の2日前の11月7日でした。 2Q決算は基本的には2日前に出た上方修正と同じです。修正前の半期においては前期比で営業利益と経常利益が減益するという想定だったので、それが営業利益が前期比+24.9%、経常利益が58.3%となり、私はコスト削減による努力をとてもポジティブに見ております

では、通期で利益が前年同期比80%近く増えることを株価は織り込んでいたのでしょうか?

私はそうは思いません。上方修正後から決算発表、そしてその後の株価の推移を確認してみましょう。

11月7日に半期予想の上方修正が出ました。それを受けて11月8日にはGUで始まっておりますが、引けにかけては前日終値を下回っております。その後11月12日は11月9日の引けに発表された2Q決算と通期の上方修正の情報が織り込まれた1営業日目のザラ場となりましたが、終わってみれば10%を超える下落。これは正直驚きました。

ちなみに今回の下落はマーケット全体のせいではないと思われます。以下同期間の日経の動きです。

同期間を比較すると日経は緩やかですが、11月6日から上昇傾向にあります。よってマーケットのせいにはできず、SEMITECが決算を出してから15%以上下落していることについては別の理由を考える必要がありそうです。

ちなみにSEMITECの株価水準ですが、現在PERは約13.5倍、PBRは1.6倍と過熱感がある割高とはいえず、むしろ業績抜きでも一般的に割安な水準です。(10月の東証算出の業種別 PER・PBR と比較して)

また決算について、売上は据え置きとなったものの、利益面はかなり上方修正されており、決算内容が株価が15%以上下げた理由にはならない気がします。

となるとやはり下落理由として有力視されるのは会長の保有株の売却だと私は考えております。前回も投稿しましたが、支配株主異動に関するお知らせというIRが9月19日に出ており、SEMIEC代表取締役会長(石塚二朗)が保有していた株をMUMS(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)通して、売却しております。その量は合計で236,500株

これを分けて取引契約期間である2018年8月28日~2019年2月15日の間、売却を行ってます。また、私の憶測ですが、EDINETの変更報告書をみて計算すると、出来高が多めの時は出来高の10%に近い数量を売っていると考えてます。そして、マーケット全体が崩れていた10月25日~11月1日は売却をしていないですね。直近は11月7日分までしかありませんが、売却の詳細はEDINETにある以下の資料の通りです。

10月16日 変更報告書

11月8日 変更報告書

上記に売却の株数の詳細が出ておりますが、少し上がれば売りが降ってくる状況が長く続いておりますので、株主もいい加減飽き飽きして離れているのかもしれませんね。結構既存株主の掲示板を見ると、ご立腹な方が多いです。決算の後も少し上がれば売りをぶつけられて、思うように株価が上がらないことから、会長が売っているのであれば今急いで買う必要がないと思い、買いを見送る投資家が多いのかもしれません。 それでも15%は下落しすぎな気もしますけどね。

ちなみに、今までの売却の進捗から残りの株数を計算すると、残りの売却数量は約4万株~5万株と推定されます。そして、EDINETには、11月8日以降の売却は記載されておりません。

以下はSEMITECの株価や出来高の時系列データの一部です。

上記の通り、11月8日~11月12日の出来高の合計は345,600株。つまりこのうち10%分を売却していれば、約3万株。5%であれば約1.5万株。

EDINETから計算した、残りを約4.5万株とすると、そこから3万株(10%分)を差し引くと残りは約1.5万株。1.5万株(5%分)であれば差し引くと、残りは約3万株。

よって会長の保有株の売り圧力は、恐らく残り1.5~3万株程度しかないということになります。

何が言いたいのかというと、これは割安株を買うチャンスかもしれないということです。SEMITECの企業価値は決算の通り、非常にしっかりしていると私は考えており、冴えない企業業績のせいで株価が下落しているのではなく、会長の株の売りという一時的な需給で過剰に株価が下がっていることから、私は収益機会があると思ってます。

しかも、推測になるが残りの売却予定の株数は1.5万株~3万株であることから、近く売り終われば、会長の株を売る圧力は消え、株価が戻る可能性があるということです。

気になるリスクとしては、現在11月13日のAM5時ですが日経先物が400円近く下落、NYダウも500ドル近い下げとなってます。私は今日のザラ場も安く買えるなと思っておりますが、地合いは良くないので注意(含み損に耐えること)が必要だと思ってます。また、SEMITEC自体、高流動性ではないのでその点も注意が必要だと思ってます。結構チャートがカクカクになるときありますからね…。

また、会長が自社株売る銘柄ってどうなの…という疑問もあるかもしれませんが、これについては、会長が持ち株を全株売っているわけではないです。引き続き大株主であることには変わりはなく、売り抜けて株価を下げるインセンティブは会長にはないわけです。これについては会長だけ高値で売り抜けてズルい!といった個人投資家もいるかもしれませんが、お門違いだと思います。

以上より、SEMITECの企業価値においては特段の懸念はないものの、会長の持ち株売りという一時的な需給により、株価が割安な水準まで下落していることから、現在の水準(株価5,200円以下)であれば収益機会があるものと考え、今回買い注目としました。

以上。(数字周りなどご自身でご確認お願いいたします。また、あくまで私見です)

追記

過去に記事にした注目銘柄の投資パフォーマンス(含み益or損&確定分を含む)

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日本海洋掘削(1606) 空売り 記事記載日6/26

リターン:+94%(買戻し済み)

過去記事↓

6.12 海洋掘削空売り

6.23 海洋掘削逆日歩

6.25 海洋掘削値動き

6.26 海洋掘削買戻し

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幸楽苑HD(7554) 空売り 記事記載日6/13

リターン :+6%(買戻し済み)

6.13 幸楽苑空売り

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日本M&Aセンター(2127) 買い 記事掲載日6/14

リターン:-15% (売却済み)

6.14 日本M&A買い

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田淵電機(6624) 空売り 記事記載日6/19

リターン:+55% (買戻し済み)

過去記事↓

6.19 田淵電機空売り

6.27 田淵電機ADRについて

6.28 田淵電機買戻し&株取引について

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オリックス(8591) 買い 記事掲載日6/20

リターン:-3% (売却済み)

6.20 オリックス買い

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鉄人化計画(2404) 空売り 記事掲載日6/30

リターン:+6% (買戻し済み)

6.30 鉄人化計画空売り

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夢の街創造委員会(2484) 空売り 記事掲載日7/4

リターン:+3% (買戻し済み)

7.4 夢の街創造委員会空売り

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ブイ・テクノロジー(7717) 買い 記事掲載日7/10

リターン:-3% (売却済み)

7.10 ブイ・テクノロジー買い

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エーザイ(4523) 空売り 記事掲載日7/12

リターン:+4% (買戻し済み)

リターン:+19% (買戻し済み)

7.12 エーザイ空売り

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フィンテックグローバル(8789) 買い 記事掲載日7/17

リターン:+3% (売却済み)

7.17 フィンテックグローバル買い

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記事掲載日7/24

アイケイ(2722) 買い

リターン:+1% (売却済み)

エスプール(2471) 買い

リターン:+3% (売却済み)

串カツ田中HD(3547) 空売り

リターン:+2% (買戻し済み)

ネオス(3627) 空売り

リターン:-3% (買戻し済み)

7.23 複数銘柄の売買掲載

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ネオス(3627) 買い 記事掲載日7/24

リターン:+21% (売却済み)

7.24 ネオス買い

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記事掲載日8/20

トレードワークス(3997)買い

リターン:+8% (売却済み)

トレンダーズ(6069) 買い

リターン:+3% (売却済み)

リターン:-11% (再in 売却済み)

トレードワークス(3997)、トレンダーズ(6069) 買い

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ネオス(3627) 買い VOL2 VOL3 記事掲載日9/4、10/14

リターン:+18% (売却済み)

リターン:+71% (再in 9月27・28日  売却済み)

リターン:+5% (再in 10月26日  売却済み)

9.4 ネオス買い

10.14 ネオス買い

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大森屋(2917) 買い  記事掲載日9/13

リターン:-4% (売却済み)

9.13 大森屋買い

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SEMITEC(6626) 買い  記事掲載日10/10

リターン:+12% (売却済み)

10.10 SEMITEC 買い

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ネオス(6626) 買い  記事掲載日11/6

リターン:+21% (一部売却し継続中)

11.6 ネオス買い

以上




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